昨日の午後から天気がよくなり、気持ちの良い一日ですね。
当院の特徴として、猫ちゃんの患者さん比率が高いという点があります。
(ハムスターの子も多いようです)
猫ちゃんはワンちゃん以上に怖がりの子が多いので、
病院側の配慮が必要です。
当院は昨年、
ISFM
(International Society of Feline Medicine:国際猫医学会)
というイギリスにある猫ちゃん専門の学会の登録病院となりました。
この登録病院は現在のところ、静岡市内では当院のみです(静岡県で3件)
こちらの学会に登録していると、
検査や治療・入院中の接し方、
また自宅での日常生活についての知識も深めることができるため、大変参考になります。
普段と異なる環境を怖がる猫ちゃんは少なくないので、
病院でのストレスを少しでも軽減できるようにしていきたいですね。
猫ちゃんの写真は、
諸事情により昨年から当院で暮らしている看板猫、ベルちゃんです。
受付の椅子の上でちょっと変な(?)顔でリラックスしている所です。
この子は片側の腎臓がほとんど働いていない状態で、
もう片側の腎臓は尿管結石により水腎症という状態になっています。
現在は食事・点滴で元気に過ごしていますが、腎臓は悪いままです。
腎臓疾患は猫ちゃんに多く、尿管結石も増えています。
腎臓は一度悪くなってしまうと治らないことも多い臓器ですが、
治る病気はしっかり治し、
治らない病気の場合はストレスの少ない治療法で、
楽な生活が送れるようにしてあげたいですね。
“