一般内科・外科・予防獣医療はもちろん、救急・腫瘍・血液疾患・免疫疾患

最近は動物でも再生医療が盛んになってきています。

当院の患者さんでも、

再生医療・幹細胞治療というものを行っているわんちゃん・猫ちゃんが何頭かいます。

再生医療と聞くと凄そうですが、

決して夢のような治療ではありませんし、

まだまだ動物ではわかっていないことが多い領域で、

やや手の出しにくい分野でした。

当院院長も日本獣医再生医療学会に所属して

再生医療について学んでいますが、

再生医療の大きな欠点の1つとして、

設備投資・マンパワーが必要なところが挙げられました。

ただ、最近は幹細胞治療が比較的簡便に可能となり、

以前よりもお薦めしやすくなってきました。

今後データが集まり、

効果的なケース・効果のなさそうなケースなどがはっきりわかるようになってくれることを期待します。

当院のとうふちゃん、もう麻痺してから数年

(保護した時には麻痺していました)

おそらく今から幹細胞治療を行っても効果は全くないはずですので、

とうふちゃんには行う予定はありません。

麻痺したばかりであれば幹細胞治療を行ったと思いますが・・・。

でも本ニャンは車椅子で意外と快適そう⁉︎