〜ベルちゃんの旅立ち〜
ベルちゃん、10月4日天国へ旅立ちました
約20歳なので大往生ですが、
当院で暮らすようになってから10年ちょっと。
その当時から腎臓がかなり悪く
(腎臓結石・尿管結石・閉塞性腎症などなど)
継続した治療が必要な状態でしたが、
幸い元気を取り戻し、
点滴・食事治療などを継続して元気に生活できていました。
ただ昨年から体調が悪化してきて、
特に昨年の年明けの頃は、
危篤状態・かなり厳しい状態にも陥りました。
ベルちゃん頑張ってくれて、
一旦は元気を取り戻しましたが、
今年の春からまた体調に波が出始めて、
9月に入ってからは食欲もほぼ無くなってきました。
食道チューブから栄養を摂らせていたので、
最後まで痩せることはなく、
体重は3.8kg前後を維持できましたが、
今朝方永眠となりました。
高齢になってからは飼い主さんの前に姿を現すことが
ほぼ無くなりましたが、
移転前の施設では待合室や受付にも顔を出して、
待合室で日向ぼっこしたり、
椅子で爪研ぎをして待合室の椅子をボロボロにしたり
いたずらもしましたが、
飼い主さんが自宅で行う皮下点滴や注射のやり方を
説明する時のモデル猫になってくれたり
飼い主さんに食道チューブというものを説明するときに
実際に食道チューブが入っている姿を見せてくれたりと
看板猫としてだけでなく、
スタッフ猫としても活躍してくれました
人は大好きだけど元々は猫も犬も嫌い、
でも最終的には白黒猫のノミちゃんや
黒猫のオカシ・mix犬ボタンとは
一緒に寄り添って眠れるようにもなりました
(すずなは元気過ぎて苦手)
ノミちゃんもオカシも、
ずっとベルちゃんに付き添ってくれていたので、
ベルちゃんもきっと心強かったと思います。
ベルを可愛がってくれた皆様、
本当にありがとうございました