一般内科・外科・予防獣医療はもちろん、救急・腫瘍・血液疾患・免疫疾患

肝臓腫瘍摘出と子宮卵巣摘出

以前もお知らせしましたが、

年内は30日午前中までの診察、

新年は5日(火曜日)から診察開始となりますので、ご了承下さい。

休診期間中の急患に関してはまずお電話下さい。

継続治療が必要な子は休診期間中も予約診察を行いますので、

ご相談下さい。

 

写真のチワワちゃん、先週大手術を頑張ってくれました。

肝臓腫瘍(がん)と子宮・卵巣の病気で、

肝臓腫瘍の摘出・子宮と卵巣の摘出手術を行いました。

10cm弱と体の大きさからするとかなり大きな腫瘍が肝臓にできていました。

しかし皮膚病がなかなか治らない以外には症状は全くなく、

元気も食欲もしっかりあるワンちゃんでしたが、

内臓に大きな異常がありました。

皮膚病が治らない原因として、このように内臓に異常あることもあります。

お腹の上のほうにある肝臓とお腹の下のほうにある子宮を摘出しているため、

傷口はお腹の上から下までと大きくなりましたが、

現在のところ体調も傷も順調に回復してきています。

このまま早く良くなって穏やかな年末年始を過ごせるといいですね。

 

下の画像は手術時の画像です。

黄色の丸の中が肝臓の腫瘍です。

 

摘出した肝臓腫瘍です。病理検査というものを行い、

肝細胞癌という悪性腫瘍(がん)と確定しました。