16日(土)・17日(日)休診となります。
また9月21日(日)・27日(土)・28日(日)は
動物慰霊祭及び学会参加の為、
休診となりますので、ご注意ください。
本日までは午前の診察のみとさせて頂き、
午後は普段できない事務仕事・片付けなどを行っていますが、
そんな中、緊急的な状態で来院し、緊急処置をした猫ちゃん。
気管内に発生した扁平上皮がんという悪性腫瘍により、
気管の内側が腫瘍で埋まってしまい、
呼吸困難になってしまいました。
気管内にステントという金属製の管を入れて
気管を広げる処置を行いました。
処置後から劇的に呼吸の様子が改善し、
その日の夜から食事もバクバク食べてくれました。
一晩入院して退院。
これからは抗がん剤治療を行っていくことになります、
効果が出てくれると良いのですが・・・。
呼吸困難は本当に生命に直結する一大事で、
早急に且つ非常に慎重に対応しないと、
すぐにでも呼吸が止まってしまう可能性がある病態です。
ステントは気管を広げるためには非常に有効な手段ですが、
しかし気管腫瘍そのものが非常に少ないため、
気管ステントの出番はほぼありません。
しかし稀に今回のように緊急的にステントが必要になる子が出てきますので、
真の緊急事態には対応できるようになるべく準備を心掛けています。
写真1枚目
レントゲン画像。赤丸の中の白い部分が気管内に発生した腫瘍

写真2枚目
1枚目のレントゲン画像の拡大像

写真3枚目
ステントを設置した後のレントゲン画像。
白いはっきりした人工物がステントで、
狭くなっていた気管を押し広げています

動画1枚目
気管内を専用の内視鏡で観察した様子。
気管内に膨らんで飛び出ているものが腫瘍です
動画2つ目
ステントを設置した後の気管
腫瘍は押し広げられて気管が広がっています


