3月20日(日)・3月27日(日)はどちらも午後休診とさせて頂きます。
ご不便をおかけしますが、ご了承下さい。
一昨日・昨日と脾臓の摘出手術が続きました。
15歳の柴ちゃん、11歳のゴールデンレトリバー君でしたが、
脾臓のデキモノ・病変はワンちゃんでは頻繁にみられます。
とくに高齢の大型犬・ダックスの子では多い傾向があります。
脾臓のデキモノはひどくなるまで症状が出ないことが多く、
気づかない間にデキモノが大きくなり、
大きくなってしまうとデキモノが破れてお腹の中で大出血を起こしてしまうこともあります。
脾臓の病変は超音波検査(エコー検査)で簡単に検出できます。
超音波検査は痛みもなく、通常は麻酔も必要なく容易にできる検査ですので、
定期健診で超音波検査を行うことをお薦めします。
ちなみに当院院長は以前夜間の救急動物病院に勤務していましたが、
脾臓の破裂による大出血を非常に沢山経験しました。
その経験から脾臓にデキモノがある場合、
早めに手術を検討する必要があると考えています。
超音波検査画像。黄色の丸の中が脾臓のデキモノ
違うワンちゃんの脾臓のデキモノです。
前の写真と同じ写真ですが、黄色の丸の中が脾臓のデキモノです”