一般内科・外科・予防獣医療はもちろん、救急・腫瘍・血液疾患・免疫疾患

チョコレートにご注意!!!

今回は猫ちゃんの咬傷の影響その③を掲載予定でしたが、

今日は2月14日、バレンタインデーということで予定変更。

早速午前中にチョコレートを食べてしまった柴ちゃんが来院しました。

昨日もチョコレートを食べてしまったワンちゃんが来ています。

動物はチョコレートの成分(テオブロミン)の体内での分解が人間よりもはるかに遅いため、

チョコレートを食べるとテオブロミン中毒という状態になることがあります。

もちろん少量なら食べてしまっても平気なことがあります。

また苦いチョコレートより甘いチョコレートの方が中毒を起こす成分量が少なく、

食べたら必ず中毒を起こすというわけではありません。

ただ中毒が出てからでは大変ですので、チョコレートを食べてしまわないように注意してあげてくださいね。

またチョコを食べられてしまうと、女性の方はまた買いに、

もしくは作り直しをしなければならず、

その分手間がかかってしまいます。

男性の方はせっかくもらったチョコレートを食べられてしまうとがっかりですね(笑)

女性も男性もチョコを食べてしまった動物のことが心配になりますよね。

チョコは早く食べるか、ワンちゃん・猫ちゃんの手の届かないところにしまってあげて下さいね。

またチョコレートの匂いのする包装も食べてしまうことがありますので、しっかり片づけをしてあげてくださいね。

写真は午前中に来院したチョコレートを食べてしまった柴ちゃんです。

元気いっぱいでしたが、本人は何で美味しいものを食べただけなのに

嫌いな病院に連れてこられなければいけないのか、きっと不思議でしょうね~。